• concept
  • /
  • item story
ずっといいもの。

高い服、安い服。派手な服、地味な服。袖を通すとスキップしたくなる服、照れくさいけど自分に映える服。わたしたちのまわりにはいろんな服があります。

新しい服に袖を通すときの高揚感、靴をおろす時のわくわくと緊張感、そんな身につけて嬉しい経験を毎朝感じられたらとても素敵です。コモディティ(日用品)として、あるいはパーツとして手に入れたものでは、そんな悦びは難しいかもしれません。

わたしたちは、服づくりのプロフェッショナルです。世界中の工場でモノづくりを経験し、あらゆるタイプの服を作ってきました。また世界の各地でいろんなファッション関係者たちとの交流も深めてきました。

その経験の中から、あらためて日本のモノづくりのすごさを再確認しています。岡山のデニム、浜松のブロード、西脇のオックスフォードなど。海外のデザイナーからも賞賛されている絶対品質です。

そんな世界に冠する素材を用い、日本国内の精密で丁寧な職人さんの手による製品を手に入れやすい価格で提供できるとしたら。そんなアイデアから「good thing」はスタートしました。

「ベーシック」とか「定番」とはひと味違う、いつまでもわくわくが持続する、ずっといいもの。そんな服づくりを目指します。

ずっといいもの。

フランスではワインやチーズ、バターなどの農業製品の中で特定の基準を満たした製品に付与される品質保証があります。アペラシオン・ドリジーヌ・コントローレ (Appellation d'origine contrôlée=AOC)。偽装を取り締まる法律として、本物の作り手を堅固に保護しています。

good thingはそのAOCの哲学をヒントに使用される素材の原産地と産地となる工場の件名を織りネームに記載することにしました。生産者の顔が見える農産物のように、製品の出自を明らかにしたいと考えたからです。

いま国内の服作りの現場は、小さくない問題を抱えています。多くのプロダクトがコストの安い海外の工場に流れ、空洞化が徐々に進行しています。

崇高な理念があるわけではありません。ただやりようによっては、みんなが喜ぶ解決策があるはずです。

たとえば流通。

good thingは、オンラインのみで販売します。つまり店舗を持ちません。このホームページが店舗です。いわゆる店舗オペレーションを必要としないから販売コストを抑えることができます。

カスピ海に浮かぶボートのように小さいわたしたちの活動がそうした問題を解決できるとは思えませんが、 AOCの理念のようにメイドイン ジャパンを応援したいと考えています。

twitter facebook